ワキガ体質かどうか調べる方法

ワキガ体質かどうか調べる一番いい方法は
耳垢を調べることです。

 

耳垢のタイプは大まかに分けると2つのタイプに分かれます。

 

1つ目は 乾燥した耳垢のタイプ

 

2つ目は 湿った耳垢のタイプ

 

ワキガ体質の方の耳垢は2つ目の湿った耳垢のタイプの方に多いです。

 

ワキガ体質の方は、
耳の中にもアポクリン汗腺があり
耳垢が湿っているということは
アポクリン汗腺が多い証拠になります。

 

耳垢が湿るか湿らないかは、後天的になるものではなく先天的な遺伝によります。
ですから家族にワキガ体質がいると遺伝する可能性が高くなります。

 

耳垢の湿り具合にも個人差があり、少し湿ったタイプからねっとりと湿ったタイプまで幅があります。

 

湿り具合が強いほどワキガも強くなると言われています。

 

アポクリン汗腺が多いと服のワキ部分が黄ばむ傾向にあります、ワキガ体質ではない方でも汗を大量にかくとワキ部分は黄ばみますから、脇の部分が黄ばむ=ワキガ体質ではありません。

 

ただワキガ体質の方は、非ワキガ体質の方と比べて黄ばみやすくなります。

アポクリン汗腺があるところは?

ワキガの臭いの原因であるアポクリン汗腺は局所にしか分布しないのですが
ではどのような箇所に分布しているのでしょうか?

 

生まれたての赤ちゃんの頃は、アポクリン汗腺は全身に分布しています。
体が成長するにつれて、限られた局所にしか残らなくなります。

 

その局所とは、ワキ・乳首周辺・耳の中・性器周辺・へその周りなど
限られたところです。

 

このアポクリン汗腺からでる汗は、成長するとともに
分泌物が変わるため
思春期の頃から、臭いを発生させる原因となる分泌物が出るようになり
その頃から、ワキガ臭がするようになります。

 

ワキ・乳首周辺・耳の中・性器周辺・へその周り

 

これらのアポクリン汗腺が分布している箇所を見ると
それらは性感帯や性的魅力を感じる箇所であることがわかると思います。

 

今では、嫌われることの多いワキガですが
もともと動物学的観点から見ると
動物同士は臭いで異性を惹きつけあいますから
アポクリン汗腺というはフェロモンの役割をはたす重要な汗腺であったと言われています。

 

アポクリン汗腺があるというのは、その名残りでもあるわけです。

 

耳垢が湿っているとどうしてワキガ体質?

耳垢が湿っているとどうしてワキガ体質である?のかを説明したいと思います。

 

耳の中にはエクリン汗腺という普通の汗がでる汗腺は存在しません。

 

そのため非ワキガ体質の方の耳垢は乾燥しています。

 

しかし、ワキガ体質の方の耳の中にはアポクリン汗腺が存在しています。

 

アポクリン汗腺は体温調節の役割があるエクリン汗腺と違って
水分の多い汗が出る汗腺ではありません。

 

アポクリン汗腺からでる汗は脂肪分が多く
粘り気のある分泌物を出します。

 

アポクリン汗腺の少ない非ワキガ体質の方の耳垢は
そのような分泌物がないため
パサパサと乾燥した耳垢ですが

 

アポクリン汗腺の多いワキガ体質の方の耳垢は
分泌物のために湿った耳垢になります。

 

アポクリン汗腺の数というのは、個人差があるのですが
数が多いとやはり臭いもきつくなる傾向があります。

 

湿っている耳垢も
湿り具合には個人差があります。

 

軽く湿っているタイプから
ベトベトに湿っているタイプまで

 

その耳垢の程度でワキガの程度がわかるほどです。

 

湿り具合の強い方というのは
それだけアポクリン汗腺が多い証拠になり
ワキガの程度も強くなる傾向があります。

 

このアポクリン汗腺からの分泌物は、それ自体は臭いはないのですが皮膚上の細菌とによってあの独特のワキガ臭を出すようになります。

 

そのためアポクリン汗腺が多いと脇が臭いやすくなります。

 

ワキガは遺伝による体質

 

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